Android 8.0から画面オーバーレイ機能を使用しているアプリが通知領域に表示されるようになりました。
なるべく通知領域はスッキリしておきたいので、この通知を表示させないよう設定しました。
その際の手順をご紹介します。
画面オーバーレイとは?
オーバーレイとは表示させている画面の上に別のアプリを表示をさせる機能のことです。
例えばブルーライトを軽減するフィルターアプリは、現在の画面の上に薄いグレーやブラウンなどの色を重ねることで表示する色味を変えています。
こういった使われ方をする分には問題ないのですが、悪意を持った人がこの画面オーバーレイ機能を利用した危険なアプリを作成することも可能となっています。
アプリをインストールする際に、そのアプリの持つ権限を気にされる方も多いと思います。その際に画面オーバーレイ機能を利用して実際に要求している権限とは別の権限を表示させ、インストールさせることもできてしまいます。
※野良アプリは画面オーバーレイ機能を使用したアプリが起動しているとインストールできないようになっています。
そのため画面オーバーレイ機能を利用しているアプリが起動している場合は、それが通知領域で通知されるのはセキュリティ的にはありがたいことではあります。
画面オーバーレイ機能を使用している主なアプリ
- Screen Filter
- Battery Mixのバッテリー残量バー
- Display brightness
- SwipePad
- Poke Genie
「○○が他のアプリの上に表示されています」を表示しない設定
通知領域から設定する
【1】上部のステータスバーを下にスワイプ(画面に触れたまま指を下に動かす)する > 通知領域の中から「○○が他のアプリの上に表示されています」を見つけてタップ。
【2】「○○でこの機能を使用しない場合は、タップして設定を開いてOFFにしてください。」と表示されたらそこを長押しします > 「○○を他のアプリの上に重ねて表示」の右側のスイッチをオフにして [ 保存 ] をタップ。
[ 保存 ] をタップすると、このアプリの表示が通知領域から消え、今後もそのアプリが起動していても表示されなくなります。
一括で表示・非表示にする
【1】上部のステータスバーを下にスワイプ(画面に触れたまま指を下に動かす)する > 右上の歯車アイコンをタップ。
【2】[ 通知(アプリと通知) ] > [ 詳細設定(アプリ情報) ] をクリック。
【3】右上の3つの点のアイコンをタップ > [ システムアプリを表示(システムを表示) ] をタップ。
【4】[ Androidシステム ] を探してタップ > インストールしているオーバーレイ機能を持ったアプリが一覧表示され、右側のボタンで表示/非表示の設定ができます。
タップして○が左でグレーにすると非表示になります。再びタップして○が右で青や緑にすると再び表示されるようになります。
この設定方法だと起動していないアプリも予め非表示の設定にしておくことができます。