Sublime Text 3のプラグイン(パッケージ)に「Sublime Evernote」があります。このプラグインをインストールすることでSublime Text 3をEvernoteの外部エディタとして使用することができちゃいます。
Sublime Text 3をEvernoteのエディタにすればベーシックプラン(無料版)の利用できる端末が2台までという厳しい制限にも引っかかりません。
しかもMarkdownも使えてしまうのです。
というわけで今回はSublime Text 3とEvernoteを連携させる手順をご紹介します。
導入手順
必要なもの
Sublime Evernoteのインストールの前に下記のものがインストールされていることが前提になります。
- Sublime Text 3
- Package Control
まだインストールされていない場合は下記の記事を参考にインストールしてください。
Sublime Text 3の上部メニューにある [ 基本設定(Preferences) ] のメニューの中に [ Package Control ] があればインストールされています。
Sublime Evernoteのインストール
(1)Sublime Text 3の上部メニュー [ ツール(Tools) ] > [ コマンドパレット(Command Palette) ] をクリック。
ショートカットキー
Windows: [ Ctrl ] + [ Shift ] + [ P ]
Mac: [ Command ] + [ Shift ] + [ P ]
(2)検索ボックスが現れたら「Package Control: Install Package」と入力 > [ Enter ] キーを押す。
(3)読み込みに少し時間(数秒)がかかる場合もあります。
(4)しばらくすると再び検索ボックスが現れるので「Evernote」と入力して [ Enter ] キーを押します。
(5)この画面が出たらインストール完了です。
※一部ピンク色になっているのは「TralingSpaces」という行末のスペースを可視化するためのプラグインをインストールしているからです。
Evernoteアカウントとの連携
次にEvernoteのアカウントと紐づけをします。
(1)Sublime Text 3の上部メニュー [ ツール(Tools) ] > [ コマンドパレット(Command Palette) ] をクリック。
ショートカットキー
Windows: [ Ctrl ] + [ Shift ] + [ P ]
Mac: [ Command ] + [ Shift ] + [ P ]
(2)検索ボックスが現れたら「Evernote Settings: Reconfigure Authorization」と入力 > [ Enter ] キーを押す。
(3)Evernoteのログイン画面が表示されますので、必要な項目入力して [ ログイン ] をクリックします。
(4)「Developer Tokens」というページが表示されたら [ Create a developer token ] をクリック。
(5)「Developer Token」と「NoteStore URL」をSublime Text 3に入力します。
(6)Sublime Text 3の下のほうに「Developer Token」を入力する場所があるので、コピペして [ Enter ] キーを押す。
(7)「NoteStore URL」は初めから入力されているので先ほどのEvernoteのサイトに表示されたものと同じか確認をして [ Enter ] キーを押す。
別の端末のSublime Text 3にも同じ設定をする場合
プラグインや設定を共有している場合は必要はありませんが、別の端末にそれぞれ単独でSublime Text 3をインストールしている場合は、Sublime Evernoteのインストール後に次の手順で設定をしてください。
(1)最初にEvernoteのアカウントと紐づけしたSublime Text 3の上部メニュー [ 基本設定(Preferences) ] > [ Packege Settings ] > [ Evernote ] > [ Settings – User ] を開きます。
(2)そこに先ほど入力した「Developer Token」と「NoteStore URL」が設定されているのですべてコピーして、別の端末のSublime Text 3の [ 基本設定(Preferences) ] > [ Packege Settings ] > [ Evernote ] > [ Settings – User ] に貼り付けます。
これで同じEvernoteアカウントへ紐づけることができます。