Local by Flywheelのダウンロードからインストールまでの手順
WordPressをローカル環境で構築できるLocal by Flywheel(ローカル・バイ・フライホイール)のインストール方法です。
Local by FlywheelにはStandardプランとProプランがあり、Standardプランは無料で利用できます。
目次
32ビット版Windowsには非対応
Windowsの64ビット版のみで32ビット版Windowsでは動作しませんのでご注意ください。
Local by Flywheelのダウンロード手順
【1】Local by Flywheelの公式サイトにアクセス。
Local by Flywheel | Local WordPress development made simple
https://local.getflywheel.com/
【2】[ FREE DOWNLOAD! ] をクリック。
【3】項目を入力して [ GET IT NOW! ] をクリック。入力が必須なのはOSの選択・メールアドレス・サイト数の3つです。
- Mac or Windows: OSを選択【必須】
- First Name: 名前
- Last name: 苗字
- Work Email: メールアドレス【必須】
- Company Name: 会社名
- Phone Number: 電話番号
- Number of websites: サイト数【必須】
【4】自動的にダウンロードが開始されます。始まらない場合は [ click here ] をクリックします。
【5】「local-by-flywheel-*-*-*-***.exe
」というファイルがダウンロードされます。
Local by Flywheelのインストール手順
インストール手順はWindows版でご紹介します。
【1】先ほどダウンロードした「local-by-flywheel-*-*-*-***.exe
」をダブルクリックしてインストーラーを起動する。
exeファイルを起動しても無反応なときは
私の環境では「local-by-flywheel-*-*-*-***.exe
」をダブルクリックしても何も起動せず無反応だったのですが、常駐アプリを全て終了してから、もう一度ダブルクリックしたら起動しました。
終了させたアプリは下記の3つです。
- Evernote for Windows
- LINE
- Skype
ご参考までに。
【2】インストールの準備が始まります。
【3】エラーが起きたときにレポートを送るかどうかの選択をします。
To help make Local as great as can be, we'd love if you turned on error reporting. Local by Flywheelを可能な限り良いものにするために、エラー報告を有効にしていただければ幸いです。 With this enabled, Local will automatically send errors and warnings back to the team so we can patch things up! これを有効にすると、Local by Flywheelは自動的にエラーと警告をチームに送り返し、パッチを当てることができます。
今回は [ いいえ ] をクリックしました。エラー報告をする場合は [ Turn on Error Reporting ] をクリックします。
【4】[ Let’s Go! ] をクリック。
【5】ユーザーアカウント制御が出るので [ はい ] をクリック。
Local by Flywheelを動かすために必要なVirtualBoxがインストールされます。既にVirtualBoxがインストールされている場合はこの表示は出ません。
【6】インストールが始まりますので、しばらく待ちます。
【7】再びユーザーアカウント制御が出るので [ はい ] をクリック。私の環境では同じものが2回出ました。どちらも [ はい ] をクリックしました。
【8】またしばらく待ちます。
【9】このような画面に切り替わったらインストール完了です。
サイトを追加する
【1】[ CREATE NEW SITE ] もしくは左下の [ + ] をクリック。
【2】サイト名を半角英数字で入力。日本語だとエラーが出ます。[ ADVANCED OPTIONS ] をクリックすると詳細設定ができます。
【3】[ ADVANCED OPTIONS ] をクリックすると、ロカールのドメイン名やサイトの保存先などを設定できます。良くわからない場合はそのまま [ CONTINUE ] をクリックで大丈夫です。
【4】[ Custom ] を選択するとサーバー種類、PHPのバージョン、MySQLのバージョンなどの設定ができます。デフォルトのままで良い場合は [ Preferred ] > [ CONTINUE ] をクリック。
【5】ローカル環境のWordPressの管理画面にログインするためのユーザー名とパスワードを設定して [ ADD SITE ] をクリック。
[ WordPress Email ] の部分はデフォルトのままでOKです。
【6】「今後もLocal by Flywheelで同じユーザ名とパスワードを使用しますか?」と聞かれるので、先ほどのユーザー名とパスワードを保存するなら [ SAVE AS DEFAULT ] 、しないなら [ NOT NOW ] をクリック。
Set WordPress Admin credentials as defaults? WordPress Adminのユーザー名とパスワードをデフォルトに設定しますか? You currently dont's have a default admin username or password. あなたは現在、デフォルトの管理者ユーザー名またはパスワードを持っていません。 Would you like to save what you entered as the default? あなたが入力したものをデフォルトとして保存しますか?
【7】Node.jsのユーザーアカウント制御が出たら [ はい ] をクリック。
【8】しばらく待ち、この画面が表示されたら完了です。
サイト名を「316」としたので、316.local
というドメインが割り振られました。
使い方
[ VIEW SITE ] からWordPressサイトへ、[ ADMIN ] からWordPressの管理画面を表示できます。
[ VIEW SITE ] からローカルのWordPressサイトを表示させるとトップページが表示されます。
[ ADMIN ] からローカルのWordPressの管理画面を表示するとログイン画面になります。ここから先ほど設定したユーザー名とパスワードでログインしてWordPressの管理が行えます。
ローカルに構築したWordPressサイトが保存されているフォルダを開くには~\Local Sites\サイト名
の横の丸印をクリックします。
デフォルトのままだと、下記の場所に保存されます。
C:\Users\ユーザー名\Local Sites\サイト名
WordPressは下記の場所にあります。
C:\Users\ユーザー名\Local Sites\サイト名\app\public
このフォルダの中から編集したいファイルを探し、カスタマイズすることができます。
WordPressの日本語化
【1】[ ADMIN ] からローカルのWordPressにログインします。
【2】[ Settings ] > [ General ] の [ Site Language ] を [ 日本語 ] に変更。
【3】[ Timezone ] を [ Tokyo ] に変更し [ Save Changes ] をクリック。
サーバー上にある既存サイトのデータをローカルに移行する場合、この設定も既存サイトのものになるため不要となります。
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