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【2023年】内蔵SSDの選び方

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SSD換装を検討していて、新しくSSDの購入を検討している方向けのSSDの選び方をご紹介します。

「SSD換装」とは「HDD→SSD」に「SSD→大容量SSD」といった感じで、付け替えることです。

こんな人向けの記事です

  • 今使ってるPCのHDDをSSDに変えたい
  • SATA SSDから、M.2 NVMe SSDに変えたい
  • デスクトップPCで現在使ってるSSD/HDDとは別にSSDを取り付けたい

外付けHDDと内臓SSD

USBで接続して使う「外付けSSD」ではなく、デスクトップPCやノートPCのケースを開けて取付作業をする「内蔵SSD」を対象とた内容となっています。

この記事ではPC初心者さん向けにもわかりやすいように、難しい単語をなるべく使わないようにしています。

この記事でわかること

  • 自分のPCに合う内蔵SSDの選び方

SSD買ってみたけど、自分のPCには合わず取り付けができなかったとか、動かなかったなどのトラブルがないように、しっかりサイズと規格を調べて購入しましょう。

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SSDの大きさと接続部分

SSDの大きさ

SSDで現在主流なのは2種類で、だいたい「2.5インチ」と「M.2」のどちらかです。

2.5インチとM.2のSSD

今からSSDを買うのであれば、断然「M.2」がオススメです。

ただPCに「M.2」を取り付ける場所があるかが問題になってきますので、調べ方もこの記事で紹介します。

PCの対応状況を調べた上で、そのPCに合うSSDをオススメしたいと思います。

M.2 SSDの大きさ

M.2 SSDはさらにサイズが分かれています。

主流なのは左の長い「2280」です。

2.5インチとM.2のSSD

「2280」「2230」の最初の2桁の数字が幅22mmの意味で、下2桁が長さを表してます。

私のノートPCには右側の短い「2230」SSDが搭載されてました。

2230とスペーサー

ですが「2280」も入れられるスペースがPCにはあり(画像一番右)、「2230」の短さを補うためのスペーサーが付いていました。

ですので、入っていたサイズと違っても対応していることもあるので、PCのメーカーサイトやマニュアルで確認してみてください。

PCが対応しているのであれば一般的な「2280」がオススメです。

SSDの接続部分

M.2はマザーボードに直接差し込むのですが、接続部分が数種類あります。

SSDのコネクタ部分

「切り欠き」という欠けている部分で、見分けます。

が、裏から見るとB keyとM keyが同じに見えてしまいます。

よく見ると切り欠きから少ない方のピンを数えると数が違うので、それで判断してください。

Key ID少ない方のピンの数
B key6ピン
M key5ピン

主流は「M key」「B&M key」です。

SSD購入時はAmazonでも記載がないことが多いですが、質問している人に答えてくれていることも多いので、そちらを参考にしてもいいかも。
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SSDの接続規格

2.5インチのSSDはほとんど「SATA」になりますが、M.2は3種類あります。

1番速いのは「PCI Express NVMe」で、「PCI Express AHCI」はそれほど流通してない気がします。

通信規格SSDの大きさ速さ
SATA・2.5インチ
・M.2
3位
PCI Express AHCI
(PCIe AHCI)
・M.22位
PCI Express NVMe
(PCIe NVMe)
・M.21位

「PCI Express」は「PCIe」と略されたりもします。

M.2の見分け方

この表にある通り、M.2 SSDにもSATA接続のものがあります。

ですので、「M.2 SSD=速い」と思って、2.5インチのSATA SSDからM.2のSATA接続に乗り換えても速さを感じることはできません。

HDDからであれば、SATAのSSDでも速さを体感できるのでそこはご安心ください。

肝心の見分け方なのですが、M Keyの形状ならだいたい「PCI Express NVMe」と思って良さそうなんですが、どうも違うのもあるようで。

なので、本体のロゴマーク「nvm EXPRESS」や「NVMe」の記載があれば「PCI Express NVMe」と見分けるしかないです。

NVMeはロゴで見分ける

PCI Express NVMeにも2種類ある

「PCIe Gen3」と「PCIe Gen4」です。

ただ「PCIe Gen4」はCPUとマザーボードが対応していないと性能を発揮できません。

2022年現在で、割りと新しいCPUじゃないとダメなので、相当こだわりがないのであればまだ「PCIe Gen3」のほうがコスト的にも買いだと思います。

SSDの容量

SSDの容量で迷っている人にオススメなのは、500GB。

普通にPCを使うんであれば、最低限500GBは欲しいところです。

動画を扱うことが多いのであれば1TB以上ですね。

サブのPCで、アプリのインストールはほとんどしないなら256GBでもいいかもしれませんが、256GB丸々使えるわけじゃないので、割りと足りなくなりますのでご注意くださいね。

2022年時点でのオススメSSD

今、買うなら「M.2」「PCI Express NVMe」「Gen3」のSSDがオススメ!

ただPCがそれに対応していたら、の話になります。

では次に、PCがどのSSDに対応しているかと見ていきましょう!

マザーボード側の差込口

SSDの接続部分の形状がわかったところで、PCのマザーボードが対応しているか確認しましょう。

M.2のSSDはケーブルに繋がずに直接マザーボードに挿し込みます。

マザーボードがM.2 SSDに対応しているか確認しましょう。

PCのメーカーサイトやマニュアルで確認するか、実際にPCを開けて確認してください。

私のDELLのノートPCには「SSD」とわかりやすく記載があったのでわかりやすかったですが、もちろん何も書かれていないPCもあります。

マザーボードのSSD差込口

下の画像はM Keyの形をした差込口です。

B Keyはこれの逆の形に近いです。

M KeyとB&M key対応のスロット

マザーボードの差込口(スロット)の形状と、通信規格で選択するSSDが変わってきます。

マザーボードの差込口対応SSD通信規格
B Key・B Key SSD
B&M key SSD
SATAの可能性がある
M key・M key SSD
B&M key SSD
PCI Expressの可能性が高い

「PCIe」や「SATA」とPCIe本体に記載されていたりするので、そこで通信規格を判断します。

M.2に対応、PCI Express接続だった場合

  • PCがM.2に対応してた
  • マザーボードの差込口がM Key対応だった

こんな人には、速さのある「M.2 PCI Express NVMe Gen3 SSD」

M.2に対応してたがSATA接続だった場合

  • M.2の差込口はあったけどSATA接続だった

こんな人にオススメなのは「2.5インチのSSD」

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マザーボードにM.2の差込口がない!

マザーボードがM.2(PCI Express)に非対応でしたら、以下の3つのどれかがPCに取り付けられていると思います。

  • 3.5インチHDD
  • 2.5インチHDD
  • 2.5インチSSD

3.5インチと2.5インチのHDD

HDDの通信規格

HDDの通信規格の主流は「SATA」ですが、古いPCでHDDだと旧規格の「IDE」である可能性があります。

ピンがツンツンとたくさんついてるのが「IDE」です。

SATAとIDEの接続部分

接続規格特長
IDE・古いPCに多い、旧規格
・ピンがツンツンしてる
SATA・現在のPCに使われてるタイプ
・「シリアルATA」「Serial ATA」とも呼ばれる
・IDEより高速

SATA接続だった場合のオススメSSD

「2.5インチのSSD」がオススメです。

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3.5インチのHDDがあった場所にSSDを取り付ける場合、「ブランケット」「マウンタ」「スペーサー」と呼ばれる金具みたいな物が必要になります。

今、2.5インチのHDDか2.5インチのSSDが取り付けれているなら、マウンタがそのディスクについてると思いますので、そのディスクと新しいSSDを入れ替えるならマウンタを再利用できます。

SATA接続の場合、SATAケーブルと電源ケーブルをSSDに付け替えるだけでいいので簡単です。

IDE接続だった場合のオススメSSD

IDE接続のSSDもあるんですが、数が少なく、Amazonで見ると容量が32GBの物しかない上に高いです。

なので、「mSATA SSD」+「IDE 変換アダプタ」のセットをオススメします。

こちらも旧規格で、流通が少ないので割高になっています。

IDEもmSATA SSDも古い規格なので、思い入れのあるPCを蘇らせたいとかではないなら、PC本体の買い替えを検討してみてもいいかもしれませんね。
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