デュアルキャッチモンとオートキャッチの性能を比較してみた

ポケモンGO自動化ツール「デュアルキャッチモン」と「ポケットオートキャッチ」、どちらがポケモンの捕獲とポケストップからのアイテム回収スピードが速いのか検証してみました。

デュアルキャッチモンには「ポケモンゲット時間遅延機能」が搭載されています。

常に最速でポケモンを捕獲していると非公認デバイスを使用していることが疑われ、最悪の場合アカウントの停止をされてしまう可能性があるので、それを予防するためランダムに時間を遅延させる機能です。

とても気の利いた機能である反面、ポケモンの捕獲が遅延されると捕獲スピードが落ちるのでは??と気になりますよね。

と、いうわけで、この機能がないポケットオートキャッチと比較してみました!

検証に使用した端末は全てAndroidです。iPhoneを持っていないのでスミマセン。

目次

デュアルキャッチモンとポケットオートキャッチ、どっちが優秀?

さて、デュアルキャッチモンとポケットオートキャッチを比較するため検証した内容と結果をこれから書いていくわけですが、結果だけサクッと知りたい方も多いでしょう。

ですので、結果から書きたいと思います。

  • ポケモンの捕獲・アイテムの回収スピードはポケットオートキャッチが1~2秒ほど速いことが多い
  • デュアルキャッチモンの「ポケモンゲット時間遅延機能」で捕獲チャレンジ数が少なくなることはほぼない
  • 接続に関してはデュアルキャッチモンの方が速い
  • 移動中の動作スピードは誤差レベルでほぼ同じ
  • たまにどちらのデバイスも安定しないことがあり、結構な差が出るが平均すると同じくらいになる
  • デュアルキャッチモンとポケットオートキャッチよりも端末のGPS精度の影響、通信が安定しているかの方が大事

はい、というわけでデュアルキャッチモンとポケットオートキャッチは大きな性能差はありませんでした。

今回の記事は車での移動がメインですが、自転車・徒歩でも試したところ違いは感じられませんでした。

詳しい検証結果を見たい方は、この記事を最後まで御覧ください!

移動していない状態での動作スピードを比較

ポケモンが出現した状態でデュアルキャッチモンとポケットオートキャッチを接続して、捕獲チャレンジから捕獲の時間とポケストップを回してアイテムを回収するまでの時間を計りました。

デュアルキャッチで3回、ポケットオートキャッチで3回試しました。

デュアルキャッチモン ポケットオートキャッチ
接続完了 4~9秒 7~8秒
ポケモン捕獲 10~11秒 8~9秒
ポケストップ 3~4秒 2秒~3秒
  • 移動はせず止まった状態での検証
  • 検証に使用した端末はGalaxy Note8(SC-01K)
    • 端末の性能差が出ないようデュアルキャッチモンとポケットオートキャッチを同じ端末に接続しました
  • ポケストップが2つある場所でポケモン5匹が出現している状態で、デュアルキャッチモン・ポケットオートキャッチを接続
    • ポケモン出現後に接続することでデュアルキャッチモンの「ポケモンゲット時間遅延機能」が作動しないようにして、純粋な動作スピードを比較
  • 接続完了
    • ポケモンGOアプリのモンスターボールのアイコンをタップ→『接続しました』の表示が出るまでの時間
    • ポケットオートキャッチの場合は、ポケモンGOアプリのモンスターボールのアイコンをタップ→ポケットオートキャッチの赤丸をタッチしてから『接続しました』の表示が出るまでの時間
  • ポケモン捕獲
    • 『ポケモン発見』→『◯◯を捕まえた!』が表示されるまでの時間
  • ポケストップ
    • 『ポケストップ発見!』→『ポケストップで道具を◯個手に入れた!』と表示されるまでの時間

デュアルキャッチモンとポケットオートキャッチどっちが速い?

デバイスの接続は、デキュアルキャッチモンの圧勝です。スマホのみの操作で接続できるデュアルキャッチモンはヘビーユーザーにありがたい機能です。

ポケモンの捕獲、ポケストップからのアイテム回収は、僅かな差ではありますがポケットオートキャッチの方が速かったです。

この数秒の差は、歩いてポケ活する場合にはそれほど影響がありません。ただ車で移動中はどうでしょうか。

1秒でもかなりの距離進んでしまうため、ポケモンの捕獲・アイテムの回収にどれくらい影響が出るのか気になりますね。

車で走行中に捕獲したポケモンの数を比較

2台の端末にデュアルキャッチモンとポケットオートキャッチをそれぞれ接続し、車で移動。同じ時間、同じ場所で捕獲できたポケモンの数を数えました。

  • 全て車での移動
  • 走った距離は毎回違います
  • 移動スピードは20km~60km
  • 私は車の助手席で2台の端末を眺めるだけ(操作はしませんでした)
デュアルキャッチモン ポケットオートキャッチ
1 39匹 34匹 5匹
2 57匹 66匹 9匹
3 23匹 24匹 1匹
4 28匹 16匹 12匹
5 36匹 30匹 6匹
6 86匹 85匹 1匹
7 32匹 49匹 17匹
8 74匹 68匹 6匹
9 11匹 19匹 8匹
10 58匹 28匹 30匹
11 77匹 62匹 15匹
12 22匹 33匹 11匹
13 25匹 31匹 6匹
14 31匹 52匹 21匹
合計 599匹/平均43匹 597匹/平均43匹 2匹

検証回数が少ないですが、ほぼ同じと言っていい結果になりました。

捕獲チャレンジをした数ではなく、実際に捕獲できたポケモンの数です。

21匹や30匹の差がある日は調子が悪かったのでしょうか。捕獲数だけではわからないと思ったので、ぼうけんノートを比較してみることにしました。

捕獲チャレンジ・アイテム回収の回数を比較

端末によってぼうけんノートの記録保持数が違うので、3端末に残っている時間帯で比較してみました。

検証に使用した端末とデバイスの組み合わせ。Galaxyのスマホ2台とHuawei製のタブレット1台です。

  • デュアルキャッチモン+ Galaxy Feel(SC-04J)
  • デュアルキャッチモン+Galaxy Note8(SC-01K)
  • オートキャッチ+HUAWEI MediaPad T5(タブレット)

端末の性能の良さで並べると下記のようになります。

  1. Galaxy Note8
  2. Galaxy Feel
  3. HUAWEI MediaPad T5

1回目

  • 12分間(11:38~11:50)、車で走行
  • 移動スピードは20km~60km
  • 私は車の助手席で3台の端末を眺めるだけ(操作はしませんでした)
デュアルキャッチモン
Galaxy Feel
デュアルキャッチモン
Galaxy Note8
オートキャッチ
HUAWEI MediaPad T5
捕獲チャレンジ数 31回 32回 34回
ポケストップ 7回 5回 7回
ジム 2回 1回 2回
捕獲・回収回数の合計 40回 38回 43回
捕獲数 15匹 12匹 15匹

ぼうけんノート1
ぼうけんノート2
ぼうけんノート3
ぼうけんノート4
ぼうけんノート5
ぼうけんノート6

2回目

  • 12分間(20:29~20:41)、車で走行
  • 移動スピードは20km~60km
  • 私は車の助手席で3台の端末を眺めるだけ(操作はしませんでした)
デュアルキャッチモン
Galaxy Feel
デュアルキャッチモン
Galaxy Note8
オートキャッチ
HUAWEI MediaPad T5
捕獲チャレンジ数 25回 27回 27回
ポケストップ 4回 3回 4回
ジム 4回 3回 3回
捕獲・回収回数の合計 33回 33回 34回
捕獲数 14匹 15匹 12匹

ぼうけんノート7
ぼうけんノート8
ぼうけんノート9
ぼうけんノート10
ぼうけんノート11

端末のGPS精度が影響する

今回検証に使用した3端末の中で1番性能が高いデュアルキャッチモン+Galaxy Note8のポケストップとジムからのアイテム回収が少なかったです。

この理由の一つとして、GPSの精度の高さが関係しています。

例えば、信号待ちで車が完全に停止した際、GPSの精度の高いGalaxy Note8はビシッと自分の位置で止まります。

対してGPS精度がそれほど高くないGalaxy FeelとHUAWEI MediaPad T5は信号で停止しているにも関わらず、ウロウロ歩きます。そのため、少し離れていて本来なら届かないはずのポケストップやジムに近づくことができ、アイテムの回収できることがありました。

家でこの3端末を放置していると、やはりGalaxy FeelとHUAWEI MediaPad T5はGPSが安定せずに歩くため、家にいながらタマゴを孵化できます。Galaxy Note8は天気が荒れていたりするとたまに歩きますが、ほぼ動きません。

ポケモンの捕獲チャレンジについても同じで、動けば対象となるポケモンが増えます。

というわけで、捕獲・回収回数の合計の差はデュアルキャッチモンとポケットオートキャッチというより、端末の性能差なのではないかと感じました。

デュアルキャッチモンの「ポケモンゲット時間遅延機能」による影響

検証中、助手席でポケモンGOの画面を眺めていたわけですが、車が停止していてポケモンがいるのに無反応なことがあり、これが「ポケモンゲット時間遅延機能」の影響か!?と思ったんですが、この機能がないはずのポケットオートキャッチも無反応なことがありました。

なので、「無反応=ポケモンゲット時間遅延機能が動作している」ということではなく、通信状態が悪かったり他の原因が関係しているんだと思います。

無反応になる頻度もどちらも同じくらいでした。

捕獲チャレンジ数を見る限り、「ポケモンゲット時間遅延機能」のせいで動作が遅いということはなさそうです。

まとめ

今回、家族の協力を得て、3週間ほどデュアルキャッチモンとポケットオートキャッチを接続した端末を乗せ車で移動しました。

検証と言うには回数が少ないのですが、この結果を見てどのように感じましたか?

私は前述したとおり、デュアルキャッチモンとポケットオートキャッチの性能差はほぼないと思いました。

なので、購入する際は電池式・バッテリー式、接続方法やデバイスの大きさなど別のことで検討することをオススメします。

どちらもポケ活が捗るデバイスであることは間違いないですよ。

使用している端末やiPhoneなら全く違う結果になるかもしれませんが、少しでも購入を迷っている方のお役に立てたら幸いです。

デュアルキャッチモンもポケットオートキャッチもポケモンGOの運営会社ナイアンティックの公認アクセサリーではありません。ご利用の際は自己責任でお願い致します。
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この記事を書いた人

PC/スマホ/アプリ/Webサービスなどの使い方やトラブルの解決方法などを中心とした、役に立つかもしれない情報を書いてます。

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