Microsoft Officeを買うならどれが一番お得?

【2019年】Microsoft Officeを比較!Office 2016かOffice 365か

  • 2017年6月12日(月)
  • 2019年4月3日(水)
  • Excel
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昔はOfficeと言えば買い切り型(パッケージ版)のソフトウェアでしたが、最近ではサブスクリプション(月額・年額制)などが増えたことで複雑になり、どれを買えばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

一体どれが一番お得なのか、比較検討してみました。

Officeの種類

大きく分類すると3種類あります。

  • 永続ライセンス「Office 2016」(従来のパッケージ版、買い切り型のソフトウェア)
  • サブスクリプション「Office 365」(月額・年額制)
  • プレインストール版Office Premium(PC購入時にインストールされてる)

永続ライセンスの特徴

  • 従来からあるパッケージ版Office
  • 買い切り型で一度購入すればサポート期限が切れるまで使用できる
  • 購入後は一切料金がかからない
  • 永続ライセンス版はiOSとAndroidには対応していない

Officeのサポート期限とは?

永続ライセンス版を購入すれば今後永久に使えるのかというと、そうではありません。

Microsoftの製品は発売後、最低5年間のメインストリームサポートと、その後最低5年間の延長サポートが提供されています。2つのサポートを合わせると合計で10年間のサポート期間になります。

メインストリームサポートと延長サポートの違いをざっくり説明します。

  • メインストリームサポート: 新機能の追加+セキュリティの更新が提供される
  • 延長サポート: セキュリティの更新のみ提供される

つまり、延長サポートの期間を過ぎた後に脆弱性などが見つかっても対策はされず非常に危険な状態になってしまう可能性があります。ウイルスやランサムウェアに狙われる危険性が高まります。延長サポートの期限が過ぎてもOfficeは起動できるので使い続けることはできますが、絶対にオススメしません。

ですので、購入時期にもよりますが寿命は約10年と考えたほうがいいと思います。「Office 2019」は「Office 2016」と同じ日に延長サポートが終了する点にご注意ください。

永続ライセンスのOfficeを選ぶ際は延長サポートの期限前に買い替えることを前提に考えましょう。

Officeのバージョン 延長サポートの終了日
Office 2010 2020年10月13日
Office 2013 2023年4月11日
Office 2016 2025年10月14日
Office 2019 2025年10月14日

1種類のOSにしか対応していない

永続ライセンスのOfficeはWindows版を購入するとWindows PCに2台までインストールできます。Mac版を購入するとMacに2台までインストール可能です。

WindowsとMac、1台ずつにインストールして合計2台という使い方はできません。

サブスクリプションの特徴

サブスクリプションとは?

アプリ(ソフトウェア)やサービスを申し込んだ期間だけ料金を支払い利用する方式です。月額○○○円、年額○○○○円といった感じです。

映像配信サービス「Netflix」、音楽配信サービス「Spotify」、複数の特典を受けられる「Amazonプライム」などもサブスクリプション型のサービスです。

今までのOfficeは一度購入すればずっと使える買い切り型(パッケージ版)でしたが、「Office 365」というサブスクリプション型も選べるようになりました。

WindowsとMacのどちらでも使える

サブスクリプションのOfficeのメリットの一つはWindowsとMacのどちらでも使えることです。永続ライセンスのパッケージ版Officeですと、Windows版とMac版の2つ購入しなければなりません。

WindowsとMacの両方を使っている人には大きなメリットとなります。

ただしPublisherとAccessはWindowsでしか使えませんのでご注意ください。

iOS・Andoridアプリも使える

iOS・Andoridアプリは無料でも使えるのですが、Office 365の契約をするとフル機能が使用可能になります。

常に最新のバージョンが使える

Officeは2007、2010、2013、2016と約3年でバージョンアップしています。新しいバージョンが出る度に買い替えていた人にはサブスクリプション型がオススメです。

Office 365 Business・Office 365 Business Premiumの注意点

Office 365 Business・Office 365 Business Premiumでは、もしすでに使っているMicrosoftアカウントがあっても使うことができません。新規のビジネス用アカウントを作成することになります。

すでに使っているOneDriveがある場合は新しくアップロードする必要があります。

Office 365 Business・Office 365 Business Premiumは個人でも使える?

Office 365 Soloは家庭向け、Office 365 Business・Office 365 Business Premiumは法人向けとなっていますが、個人でも契約することができます。

私が実際に個人事業主としてOffice 365 Businessの購入手続きした際の手順を記事にしましたので参考にされてください。

2017年の初めころからOffice 365 BusinessでもAccessが使えるようになりました。今まではAccessを使いたい場合はOffice 365 Soloの選択肢しかなかったので嬉しい変更です。

2018年10月2日からOffice 365 Soloの台数制限がなくなりました

Office 365 soloのインストール台数は2台までとなっていましたが、2018年10月2日からインストール台数無制限となり、同時に5つの端末からサインインできます。

Office 365 Business・Office 365 Business Premiumでは合計で15台(最大で5台のWindows PCまたはMac、5台のタブレット、および5台のスマートフォン)までインストール可能になっています。

プレインストール版Office Premium

PC購入時に最初からインストールされているOfficeは「プレインストール版」といい、パッケージ版とはまた違います。プレインストール版は購入したときのPCでしか使用することができません。

プレインストール版のCD-ROMで別のPCにインストールできちゃう場合もあるのですが、それはライセンス違反となりますのでご注意ください。

今回はPCは購入せずOfficeのみの購入なのでプレインストール版のOffice Premiumは比較対象外とします。

近々発売されるOffice 2019について

2017年9月、Microsoftから「Office 2019」が2018年後半にリリースと発表がありました。既にアメリカでは発売されています。

「Office 2019」は永続ライセンス(買い切り型)の最新版になります。

日本では2018年後半に発売予定とされているだけで2019年1月4日の時点では、未だ価格も発表されていない状態です。

Windows 10以降のみに対応

注意しなければならないのは「Office 2019」はWindows 10以降のバージョンしかサポートされない点です。Windows 7とWindows 8はサポートされません。この点も考慮した上でどのOfficeにするか選択してください。

サポート期限が2016と同じ

過去のOfficeはメインストリームサポート5年、延長サポート5年の合わせて10年間はサポートされていましたが、「Office 2019」は延長サポートが2年に短縮されており、これにより延長サポートの終了日が「Office 2016」と同じ日になっています。

Exceptions to Fixed Lifecycle Policy for 2019 Releases (published: October 29, 2018)

Office 2016より10%程値上げされている

前述した通り日本での価格は発表されていませんが、発売が開始されたアメリカでは約10%の値上げがされているようなので、日本での価格も同じように値上げされると思われます。

永続ライセンスからサブスクリプションへの移行を促す目的での値上げだと推測されています。

OneNote 2019はない

「Office 2019」に「OneNote 2019」はなく、「OneNote for Windows 10」を使うことになるようです。

現在は「OneNote 2016」と「OneNote for Windows 10」の2つの「OneNote」アプリがありますが、今後は「OneNote for Windows 10」に一本化する方針だそうです。

「OneNote 2016」も継続して使うことができます。

使えるアプリと料金の比較

プラン 購入方法 使えるアプリ インストール台数 価格(税込)
Office Professional 2016
※Mac版はありません
永続ライセンス
(買い切り型)
Word
Excel
PowerPoint
OneNote
Outlook
Publisher
Access
2台のPC 64,584円
Office Home & Business 2016 永続ライセンス
(買い切り型)
Word
Excel
PowerPoint
OneNote
Outlook
2台のPC 37,584円
Office Personal 2016 永続ライセンス
(買い切り型)
Word
Excel
Outlook
2台のPC 32,184円
Office 365 Solo サブスクリプション Word
Excel
PowerPoint
OneNote
Outlook
Publisher(Windowsのみ)
Access(Windowsのみ)
OneDrive(1TB)
Skype(通話が毎月60分間無料)
インストールは無制限
同時に5台まで使用可能
12,744円(1年契約)
1,274円(1ヶ月契約)
Office 365 Business サブスクリプション Word
Excel
PowerPoint
OneNote
Outlook
Publisher(Windowsのみ)
Access(Windowsのみ)
OneDrive(1TB)
合計15台
最大で5台のWindows PCまたはMac、
5台のタブレット、
および5台のスマートフォン
11,664円(1年契約)
1,166円(1ヶ月契約)
Office 365 Business Premium サブスクリプション Word
Excel
PowerPoint
OneNote
Outlook
Publisher(Windowsのみ)
Access(Windowsのみ)
OneDrive(1TB)
Exchange
SharePoint
Skype for Business
Microsoft Teams
合計15台
最大で5台のWindows PCまたはMac、
5台のタブレット、
および5台のスマートフォン
17,626円(1年契約)
1,760円(1ヶ月契約)

※価格は定価で税込です。
※永続ライセンス版はAmazonや家電量販店などで少しだけ割引されていることが多いです。

使用年数と料金

常に最新版を使いたいのであればサブスクリプション、新しいバージョンのOfficeが発売されても使い慣れたバージョンを使い続けたいのであれば永続ライセンスがオススメです。

使う年数 Office Professional 2016 Office Home & Business 2016 Office Personal 2016 Office 365 Solo Office 365 Business Office 365 Business Premium
1年目 64,584円 37,584円 32,184円 12,744円 11,664円 17,626円
2年目 64,584円 37,584円 32,184円 25,488円 23,328円 35,252円
3年目 64,584円 37,584円 32,184円 38,232円 34,992円 52,878円
4年目 64,584円 37,584円 32,184円 50,976円 46,656円 70,504円
5年目 64,584円 37,584円 32,184円 63,720円 58,320円 88,130円
6年目 64,584円 37,584円 32,184円 76,464円 69,984円 105,756円

※価格は定価で税込です。
※永続ライセンス版はAmazonや家電量販店などで少しだけ割引されていることが多いです。

タイプ別のオススメなOffice

永続ライセンス版「Office Professional 2016」がオススメな人

  • Officeアプリ全てを使いたい
  • 5年以上同じバージョンを使い続ける
  • Windowsしか使わない
  • Windows PCに2台インストールできれば十分

※Mac版はありません。

永続ライセンス版「Office Home & Business 2016」がオススメな人

  • WindowsかMacのどちらかで使えればいい
  • AccessとPublisherは使わない
  • PowerPointは必要
  • 3年以上同じバージョンを使い続ける

永続ライセンス版「Office Personal 2016」がオススメな人

  • WindowsかMacのどちらかで使えればいい
  • ExcelとWordとOutlookがあればいい
  • 3年以上同じバージョンを使い続ける

サブスクリプション型「Office 365 Solo」がオススメな人

  • AccessかPublisherを使いたいWindowsユーザー
  • WindowsとMac両方で使いたい
  • 「Skypeの通話が毎月60分間無料」にメリットがある人

サブスクリプション型「Office 365 Business」がオススメな人

  • AccessかPublisherを使いたいWindowsユーザー
  • WindowsとMac両方で使いたい
  • Office 365 Soloより若干安い
  • すでに使っているOneDriveアカウントがあるなら移行が必要になるので、「Office 365 Solo」の方が楽です

1つのアプリしか使わないなら単品購入がオススメ

「Excelしか使わない」「Wordしか使わない」というような人には単品(永続ライセンス)でも購入できます。1年以上使う予定があるなら単品のほうがお得です。

安く購入したいなら互換ソフトの選択肢も

仕事で使うのであればMicrosoft Officeが一番ですが、安いとは言えないお値段がネックになっている方もいらっしゃるかと思います。

そんな方にオススメなのはOffice互換ソフトです。完全に同じとは言えませんが、Microsoft Officeに近いアプリが無料もしくは格安で販売されていますので、ご検討されてみてはいかがでしょうか。

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